I can do it!! 訪問看護ステーションなら年収600万余裕っしょ!?
2019年4月26日
訪問看護で年収600万を達成する方法について紹介していきます
Contents
①訪問看護ステーションで600万稼ぐのは簡単!?
よく訪問看護でホントに年収600万
稼げるのかよ!?
ってクレームをもらうことがあります
結論、マジで稼げます!!
ただ、何事も努力次第です。
訪問看護ステーションビジネスを3分で紹介するよ!
少しビジネスの話しをします。
3分だけつきあってください。
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ビジネスの基本知ってますか??
「ものを安く仕入れる」
→「加工して高く売る」
→(差額で)収益を得る
シンプルだけど、これがビジネスの基本。
どの本読んでも書いてあります
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では、訪問看護で当てはめたらどうか。
・もの = Ns/PT/OTのサービス
・加工 = 内部研修、外部研修
・高く売る = どれだけ売るかの量の思考が要
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つまり、訪問看護で収益を出すには…
➀低コストで看護師(Ns)/理学療法士(PT)/作業療法士(OT)を雇う
➁内部研修、外部研修で看護、リハビリテーションの質を上げる
➂量(訪問の件数)を売って、収益を得る
こういった考え方が基本になります
訪問看護の量はスタッフ側で決められる
では、ちょっとこの量の概念に触れていきます!
訪問看護(訪問リハビリ)ではスタッフが量(一日の訪問件数)を決めることができます。
その量(件数)が増えれば、増えるほど個人の収益に還元されるシステムになっていますから、その結果稼げるというシステムなわけです。
以下の感じですね。
訪問にたくさん行く
= 量を稼ぐ
= 会社にたくさん収益を産む
= インセンティブ発生!!
= お給料が増える。
この受容と供給のバランスがいいのが訪問看護というわけです。
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参考文献:
厚生労働省,政府統計:平成 26年介護サービス施設・事業所調査の概況
②Keyは、インセンティブという考え方
では、
インセンティブが、どうやって発生するか気になりますよね?
たとえば、介護保険の単位数を参考にはなしをします。
シュミレーション
訪問看護で看護師(Ns),理学療法士(PT),作業療法士(OT)が働いた場合を想定したシュミレーションです↓
看護師(Ns) の場合
1時間訪問あたり(30分~60分未満)
=9,006円の稼ぎ
(※1単位の計算は10円換算でしています)
理学療法士(PT) 作業療法士(OT)の場合
1時間訪問あたり(60分)
=8,823円の稼ぎ
(※1単位の計算は10円換算でしています)
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これを先程の量で考えてみてください。
看護師(Ns):
◎一日6件訪問の場合
9,006円×6件=54,036円
◎一ヵ月の場合
54,036円×21日=1,134,756円
理学療法士(PT):作業療法士(OT):
◎一日6件訪問
8,823円×6件=52,938円
◎一ヵ月の場合
52,938円×21日=1,111,698円
わたしたちめっちゃ!稼げると思いませんか?
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もちろんこの稼いだ額は会社の収益になりますからここからわたしたちのお給料(基本給+インセンティブ)が支払われるという認識でOKです。
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だいたい都市部だと、インセンティブ4000円~最高4500円設定されていることが多いですので。
看護師(Ns)の場合:
◎一日6件訪問
4500円×6訪問=27,000円
◎一ヵ月の場合
27,000円×21日=567,000円
◎一年の場合
年収は、567,000円×12か月=6,804,000円
例えば、一日7件訪問したら7,938,000円になります。
理学療法士(PT):作業療法士(OT)の場合:
◎一日6件訪問
4000円×6訪問=24,000円
◎一ヵ月の場合
24,000円×21日=504,000円
◎一年の場合
年収は、504,000円×12か月=6,048,000円
例えば、一日7件訪問したら7,056,000円になります。
となります。
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都市部はインセンティブが高い??
全国的にみたら訪問看護の事業所を維持していくだけでも大変な状況なんですよね。
ということは、言い換えると小規模事業者はスタッフのインセンティブ(人件費)にお金をかけられる余裕がないことにもつながってしまいます…
その分、都市部は訪問看護(訪問リハビリ)で株式会社(民間企業)が参入していて基盤も大きいため経営が安定しています。
といった特徴があるので結果的に都市部は人件費(お給料)が高いという仕組みになっています。
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首都圏の大手訪問看護のメリット
- 経営が安定している
- スタッフにかけられる人件費が高い
- インセンティブを高く設定できる
地方は株式会社経営を探せばインセンティブ高い
ウソをつかないでいうと、東京・大阪みたいにアホみたいな高さのインセンティブは地方にいくとなかなかありません。
ただ、まったくないかといったらそうでもなくて。
今は大手株式会社が全国に訪問看護を進出させているので、そういったところを狙って転職していくとけっこうよかったりします。
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※地方の場合は、東京・大阪に比べると少しインセンティブの設定金額が低いことがあるので今回は3,000円と3,500円でシュミレーションしてみました。
看護師(Ns)の場合:
◎一日7件訪問
3500円×7訪問=24,500円
◎一ヵ月の場合
24,500円×21日=514,500円
◎一年の場合
514,500円×12ヵ月=6,174,000円
理学療法士(PT):作業療法士(OT)の場合:
◎一日7件訪問
3000円×7訪問=21,000円
◎一ヵ月の場合
21,000円×21日=441,000円
◎一年の場合
441,000円×12ヵ月=5,292,000円
まぁそれでも看護師なら年収600万いじょう。
理学療法士、作業療法士なら年収500万いじょう。
なので他の分野の働き方にくらべたら破格ですよね。
③まとめ:会社に貢献できるひとには高給与を出します
どこの会社もそうだと思いますが、基本的にはこれです。
リターンがなければ、会社側も看護師、セラピストを高給与で雇うことはできないです。
自分が会社にとって、どんな利益をもたらすことができるにかもう一度検討みましょう。

看護師・保健師。訪問看護のビジナを運営。自由な社風が売り。新卒で病棟、訪問看護を経験した後、ビジナ起業。起業前から現場勤務の傍らでPRESIDENTオンラインやJBプレスに寄稿。現在は経営の傍らで英語論文も執筆。AERAドットやFRIDAYデジタルに取り組みが紹介されている。