エグっって!?一日8件?訪問看護の件数

2023年2月2日

みなさんは1日にどれぐらい利用者さんのところへ訪問されていますか? 訪問看護ステーションによってさまざまとは思いますが、多くは5〜6件、多くて7件というところがほとんどなのではないでしょうか。 中には7件以上訪問される訪問看護ステーションもあるかと思います。 歩合制をとっている訪問看護ステーションなどは件数が多い場合があるかもしれませんね。 しかし、1日に8件訪問になるとメリットよりもデメリットのほうが多いように思います。

Contents

一日何件?エグっって!?

訪問看護で1日8件訪問するとどんなデメリットがあるか?

実際に1日8件訪問してみて感じたことはメリットよりもデメリットのほうが多かったです。

 

ここからは訪問看護で1日8件訪問するとどんなデメリットがあるかを書かせていただきます。

 

事業所内外と連携がとれない

まず1日に8件訪問のスケジュールを作成してみて感じたことは訪問と訪問の合間の時間がほとんどないことです。

 

そうすると事業所内外との連携がとりにくくなります。

 

最近では多くの訪問看護ステーションで1人1台スマホや携帯電話、タブレット端末が支給されているところが多いのではないでしょうか。

 

そうなるとスタッフ同士の連絡ツールはチャットアプリやメールを使うことが多いでしょうか。

 

緊急の場合は電話をして口頭で連絡事項を伝えることもありますね。 

 

スタッフ以外にもケアマネジャーなどへの連絡も必要になりますよね。

 

ケアマネジャーへの連絡方法もチャットアプリで連絡する方もいれば、ショートメール、電話とケアマネジャーによってさまざまですよね。

 

いくら連絡手段が便利になったとはいえ訪問と訪問の合間の時間が少ないと、メールなどを確認することはできても返信する時間が取れなかったり余裕がなくなってしまいます。

 

連絡がとりにくくなったことで例えば、看護師が訪問したあとで理学療法士が訪問することになっていた場合、それまでに利用者さんの情報を伝えられなかったり、ケアマネジャーへの連絡が遅くなったりしてしまいます。

 

報連相は訪問看護に限らず仕事をするうえで基本になることなのでそれが疎かになってしまうことは大きなデメリットになってしまいます。

 

 

仕事のパフォーマンスが低下する

次に訪問スタッフのパフォーマンスについてです。

 

1日の訪問件数が多くなってしまうと時間の余裕がなくなってきてしまいます。

 

そうなると心にも余裕がなくなってきてしまい、ミスもしやすくなってしまいます

 

先ほども書いたようにスタッフやケアマネジャーなどへの連絡漏れが起きやすかったり、訪問件数が詰まっていると次の訪問先に間に合うかと気になってしまい、目の前の利用者さんに集中できないといったことも起きてしまいます。

 

次の訪問先への時間が迫ってくると気持ちが焦ってしまい次の訪問先までの運転が雑になり最悪の場合、事故を起こしてしまうといったことにもなりかねません。

 

訪問スタッフが最大限良いパフォーマンスを発揮できることが利用者さんやケアマネジャーなど他職種の満足度を上げることにつながるので心にゆとりがもてるスケジュール調整が大切になります。

 

スタッフが疲弊してしまう

先ほど書いた仕事のパフォーマンスが下がってしまうこととつながりますが、訪問件数が多く時間に追われるような状態が続いてしまうとスタッフも疲弊してしまいます。

 

1日8件の訪問スケジュールを見て、訪問したスタッフの話を聞いた中でこのスケジュールが続くとなるさすがに疲れてしまうと感じました。

 

スタッフが疲弊してしまうということはスタッフ本人にも悪影響ですが、利用者さんや他スタッフにも悪い影響を与えかねません。

 

最悪の場合、離職につながってしまう場合もあります。

 

各スタッフによってキャパシティはそれぞれだとは思いますが、訪問件数は1日◯件と一定にするなどスタッフが疲弊せず、訪問看護が楽しいと思えるようなスケジュール調整や環境作りが大切になります。

 

訪問看護で訪問する平均件数?

訪問看護で訪問する平均件数は4〜6件!

訪問看護では、1日に4〜6件の訪問を予定している事業所が多くあります。

 

1日4〜6件というと、「大変そうだな」と感じる看護師さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 

 

訪問看護は、利用者さんのニーズに合わせて30分〜90分の滞在時間を計画しています。 

 

1日に4〜6件を訪問すると言っても、看護の内容によって1件あたりの業務の大変さは大きく異なります

 

また、利用者さん宅から次の利用者さん宅までの移動距離も、地域や訪問ルートによって差があります。

 

効率の良くない訪問ルートを組んでしまうと移動時間が長くなり、慌てて移動することで交通事故を起こしたり、精神的な負担感が強くなってしまうこともあります。

 

訪問看護の管理者は、勤務時間のうち移動時間を含め無理のないスケジュールを組み、業務負担が偏りすぎないよう調整しています。 

 

訪問看護で働きやすい訪問件数は?

訪問看護では、フルタイムで就労する場合に平均件数である1日4〜6件程度の訪問が予定されている事業所であれば働きやすいと言えます。

 

ビジナも6件程度を目標に訪問してもらっています。

 

移動時間や休憩時間が十分に確保されていることは重要です。

 

例えば1日7件以上のスケジュールが予定されている場合には、移動時間が極端に少ないか休憩時間を確保できていない可能性があります。

 

同一建物内への訪問や、施設内での訪問看護では移動時間が不要であるため、平均よりも多く訪問が設定されていることはあります。

 

しかし、一般的な自宅への訪問看護の場合、1日7件以上訪問するには訪問看護の経験や技術を要します。

 

初めて訪問看護に就職する看護師さんの場合には、訪問件数が多くない事業所で訪問看護にチャレンジしてみることをお勧めします。

 

ICTツールの活用で残業なし!?

はじめての方はなかなか件数がおおいなと感じたはずです。

 

ですが、仕事なので経験を積んでいくうちに自分のペースができ、移動やケア、記録等の業務も効率化がはかれてくるとだいぶ楽になってきます。

 

さらに最近は、スマホやタブレットなど、ICTツールを活用して業務を効率化する訪問看護ステーションも増えてきています。

 

ビジナでも一人一台、最新のi Phoneを貸し出しています。そのスマホを使って、社内SNSや電話報告が可能なので、記録や情報共有の時間をおおはばに短縮できます。

 

結果、柔軟な働き方や訪問件数の確保につながっています。

 

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