働きやすい職場とは!? Part2

2022年11月17日

従業員同士のコミュニケーションが活発で、仕事にも意欲的に取り組んでいる、そんな職場環境にしたいと考えている人は多いのではないでしょうか。 この記事では、従業員が働きやすいと感じる職場の特徴についてまとめました。 また働きやすい職場環境にするために、見直したいポイントや、具体的な取り組みもいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Contents

働きやすい職場環境の特徴5つ

では働きやすい職場には、どのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。

 

快適に過ごせる空間である

訪問看護の場合は基本的に外に出てサービスを提供する仕事ですが、空き時間や訪問から帰宅した後は事務所で作業を行う必要があるためやはり快適さが大切です。

快適に過ごせる空間とは、暑さ・寒さを感じないように空調設備が整っている、適切な照明が設定されているなど、不快に感じることがなく過ごせる空間です。

 

暑かったり、照明が暗かったりすると、気が散ってしまい、作業効率が上がりません。

 

その他に、体への負担を考慮したオフィス家具や備品が備え付けられているなど、従業員が仕事に集中して取り組めるように、工夫が施されていることもあります。

 

社員同士でのコミュニケーションが円滑である

社員同士でのコミュニケーションがぎこちないと、連携ミスが生じたり、チームワークが発揮しづらかったりする問題が生じやすくなります。

 

働きやすい職場では、上司と部下で定期的にミーティングの場を設けたり、ビジネス用のチャットを活用したりするなど、円滑にコミュニケーションがとれるような取り組みが行われ、風通しの良さがあります。

 

ビジナでは社内SNSを活用して報告連絡相談がわざわざ顔合わせなくてもスムーズに行えるような仕組み作りを進めています。これによって無駄な残業時間がかなり減りました。

デジタルを活用した効率的な働き方を導入している

医療介護業界で1番遅れているのがこれじゃないでしょうか。紙のカルテがロッカーを埋め尽くしてかなりのスペースをとっている。これは訪問看護でもよくよくあることです。

ビジナでは、手作業で行っている業務を自動化する「デジタル化」によって、従業員の負担が軽減しています。

 

例えば、紙ベースで管理していた書類をデジタルデータに移行すれば、書類を取りにいく・探すといった手間がなくなり、職場のスペースを有効活用できるメリットも生まれます。

 

働きやすい職場では、デジタルツールの導入を積極的に行い、従業員の手を煩わせていた業務を排除し、効率的な働き方ができるように工夫されています。

 

場所を選ばない働き方がチョイスできる

訪問看護の場合、テレワークは難しいですが、従業員の中には、子育てや介護などの家庭の事情がある方がたくさんいます。

 

そこで会社への出社・勤務時間が調整できたり、週3常勤を取り入れるなど、スタッフにとって働きやすく環境を整備しています。

 

正当な評価制度を実施している

給与や賞与など待遇に直結する評価制度は、従業員のモチベーションを下げたり、離職への引き金となったりするため、慎重に運営していかないといけません。

 

働きやすい職場では、不公平で不明瞭な評価は一切せずに、誰からみても分かりやすく正当な評価制度を導入しているのが特徴です。

 

そして評価制度を単なる点数付けのツールとして見るのではなく、自社のビジョンを共有しつつ、人材育成を絡めた運営をしているため、従業員から不満の声が上がりにくく、目標に向かって一丸となり取り組めるといったこともあります。

 

ビジナでは、訪問看護業務のほかにプラスαで会社の発展に貢献してくださったスタッフは評価するシステムを整えています。

 

働く訪問看護ステーションはどう選ぶ? 5つのチェックポイント

訪問看護の仕事が大変かどうかは、働く場所・環境に大きく左右されます。

 

仕事が「きつい」と感じる状況を事前に回避するためには、働きやすい訪問看護ステーションを選ぶことが重要です。

 

以下では、働きやすい訪問看護ステーションを選ぶためのチェックポイントを紹介します。

 

オンコール対応の有無

働きやすい訪問看護ステーションを選ぶポイントとして、オンコール対応の有無をチェックすることが挙げられます。

 

オンコール対応がない環境では、身体的な負担を軽減して働くことが可能です。

 

オンコール対応がある訪問看護ステーションを選ぶ場合は、頻度と手当の金額を確認しましょう。
(出典:日本看護協会「2014年訪問看護実態調査報告書」

 

1日のおおよその訪問件数

身体的な負担の少ない職場を選ぶためには、訪問件数の目安を聞くことも大切です。

 

ビジナでは1日あたりの訪問件数は平均6件程度ですが、高給与を維持していくためにはスタッフにも頑張っていただく必要があります。

 

ただし、地方部では訪問件数が少ない代わりに移動時間が長くなることもあるため、「自身にとって何が負担か」を明確化したうえで職場を選びましょう。「移動の負担をなるべく軽減したい」と考える方は、訪問件数が多くても担当エリアの範囲が狭い訪問看護ステーションを選ぶことが一案です。

 

年間休日の日数 

年間休日の日数には、訪問看護ステーションの経営方針が反映されます。

 

年間休日が120日以上あれば、ワークライフバランスに考慮している職場といえます。また、「週休二日制」「完全週休二日制」などもチェックしておきましょう。

 

より念入りに働きやすさを見極めるためには、有休消化率の確認も重要です。年間休日の日数が多くても有給消化率が低ければ、働きやすい環境とはいえない可能性があります。

 

利用する患者さんの特徴

訪問看護ステーションを利用する患者さんの特徴は、施設ごとで異なります。

 

自分自身の経験やスキルが活かせる訪問看護ステーションを選ぶと、負担を軽減できるでしょう。下記は、訪問看護ステーションごとに異なる特徴の具体例です。

  • 難病や重症の患者さんが多い
  • 精神疾患を持つ患者さんが多い
  • 要介護度の低い高齢者が多い
  • がんのターミナルケアを主に提供している

 

教育体制の充実度

訪問看護未経験の方が働く場合は、教育体制の充実度が重要です。

 

教育体制の充実度を測るためにチェックしたい項目は下記の通りです。

  • 先輩の同行訪問をどの程度の期間受けられるか
  • 未経験者向けの基礎研修はあるか
  • 専門資格の取得支援制度はあるか

 

一般的には大規模な訪問看護ステーションほど、充実した教育体制を取っている可能性が高いといえます。ただし、近年では規模を問わずに教育体制の充実に注力している職場もあるため、「小規模な訪問看護ステーションは働きにくい」とはいい切れません。