違いってあリンス? 在宅看護と訪問看護の違い

2023年2月15日

これから看護師を目指す方だけでなく、すでに看護師として働いている方の中にも、「在宅看護と訪問看護の詳しい違いが分からない」という方はいるのではないでしょうか。2つの言葉には明確な違いがあるので、医療現場で働く際にはそれぞれの違いを正しく理解しておきましょう。 当記事では、在宅看護と訪問看護の概要やメリット・デメリットを整理したうえで、それぞれの違いや共通点について解説します。在宅看護と訪問看護の両方について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

Contents

訪問看護と訪問介護の違いって?

訪問看護と間違えやすいものとして訪問介護があります。

 

どちらも自宅を訪問して患者様をサポートするサービスですが、内容はまったく異なるサービスになります。

 

訪問看護が訪問看護師による看護サービスであるのに対し、訪問介護は患者様の日常生活をサポートする役割という意味合いになります。

 

つまり、訪問看護は患者様の療養上のお世話をすることは訪問介護と同じです。

 

しかし、血圧測定、点滴や床ずれ処置等の医療的な行為をすることができるという点が訪問介護とは異なります。

 

似た言葉ではありますが、異なる意味を持つ訪問看護と訪問介護は注意が必要です。

 

老人ホームも看護師を配置していますが、訪問看護の場合24時間体制を取っていること業所が多いという利点があります。

 

老人ホームと訪問看護では費用面でも大きく異なってくるため、よく検討が必要になります。

 

在宅看護とは?

在宅看護とは、病気や障がいを持つ方が住み慣れた自宅で療養できるように看護することを指します。

 

医療機関への通院が困難な方や、終末期を家族とともに自宅で過ごしたいという方が主な対象です。

 

看護は日常的なケアが中心となる一方、病気などの対応については看護師や介護福祉士、理学療法士などさまざまな職種がかかわります。

 

在宅看護と病院医療の違い

病院医療は治療が最優先となる一方で、在宅看護は患者さんやその家族の意思に加えて、QOL(生活の質)が優先される点が異なります。

 

在宅看護における看護師の役割は、患者さんが自分らしい人生を送れるように医療的なケアを通じて支えることです。医師と多職種の情報を「橋渡しする役割」も担います。

 

在宅看護は患者さんにとって、病院よりもリラックスした状態で診療や看護が受けられるメリットがあります。

 

いつもと変わらない生活環境の中で療養できることは、精神的な安定につながるでしょう。入院や通院にかかわる家族の負担を軽くできることも、在宅看護の魅力です。

 

訪問看護とは?

訪問看護とは、自宅で継続的な療養を行う患者さんのところへ医療従事者が訪問するサービスを指します。主治医の指示にもとづき医療処置などが行われるという特徴があり、診療科目は内科系をはじめ、精神科・脳神経科・整形外科などさまざまです。

 

サービスは医療保険または介護保険のいずれかが適用となり、利用料金(費用)の負担割合は各地町村の地域区分などにより決まります。訪問看護を提供する拠点には、訪問看護ステーション・病院・クリニックなどがあります。

(出典:厚生労働省「訪問看護」

 

もっとわかりやすく

「病気や障がいがあっても、住み慣れた家で暮らしたい」「人生の最期を自宅で迎えたい」と望まれる方が増えています。

 

でも「家族だけで介護や医療的ケアができるだろうか」「一人暮らしだけど大丈夫?」と不安に思うことも多いと思います。

 

そんな時に頼りになるのが訪問看護です。訪問看護の強みは、地域で暮らす赤ちゃんから高齢者まで全ての年代の方に、関係職種と協力しあって、一人ひとりに必要な支援が行えるところです。

 

訪問看護師の役割

訪問看護師は、医師が作成した「訪問看護指示書」をもとに、サービスを利用される方の自宅に直接訪問し、健康状態の確認や療養指導、医療処置、身体介護などのケアを行います。

 

利用者とその家族、医師の間に立ち、時には橋渡し役となる存在です。

 

また、理学療法士や作業療法士など、他の医療職種と連携します。

 

対象の利用者は乳幼児から高齢者まで幅広く、内科系の疾患以外にも脳血管疾患、筋肉骨格系、認知症、悪性新生物、心疾患など対応するケアは多岐に渡ります。

 

利用者の個性を尊重し「利用者が望む生活」の支援を行います。

 

訪問看護師の特徴

訪問看護師は、利用者一人ひとりに寄り添いながらケアを行うことが特徴です。

 

利用者の生活や背景をしっかりと理解して関わることで「訪問看護師個人」として利用者と向き合います。

 

利用者の人柄や性格といった個性に合わせた対応が求められること、訪問先が利用者の自宅のため、病院とは異なり医療物品や環境による制限から、臨機応変な対応力が求められることも大きな特徴です。

 

大変さももちろんありますが、同時に訪問看護ならではの面白さや充実感を得る看護師が多くいます。

 

訪問看護師の仕事内容とは

訪問看護師の仕事内容は、日々の健康管理からターミナルケアまで幅広く、一人ひとりの症状にあわせたケアを行います。

 

以下は訪問看護師が、利用者の自宅で提供している主なケアの内容となります。

 

1.健康状態のアセスメント
・症状やバイタルサインのチェック…など
2.療養生活のお世話
・ 清潔ケア
・ 栄養管理・ケア
・ 排泄管理・ケア
・ 療養環境の整備…など
3.医療処置
・ 医師の指示に基づく医療行為
・ 点滴・注射、褥瘡処置など
・ 在宅酸素療法の管理や吸引、服薬管理…など
4.病状悪化の防止やリハビリ
・ 褥瘡・拘縮・肺炎などの予防
・ 寝たきり予防のためのケア…など
5.ターミナルケア
・症状緩和
・心のケア…など

 

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