1月の転職活動って、まだ4月に間に合うの?看護師(Ns)/理学療法士(PT)/作業療法士(OT)向け
2020年3月27日
あ~、年末年始の休み明けで、いまの職場に戻ったらやっぱり辞めたいわ~、でも今から転職活動して4月に間に合うんかな?? 今回はそういった疑問に答えていくよ!
Contents
落ち着いて転職活動をすれば4月に十分間に合う
年末年始の長期休暇あけで職場に戻ってみたら、
・人間関係のストレス
・残業多い
・研修会多い
・上司がうるさい
またこういった悩みが年明けから再開されて、飽き飽きしている人も多いのではないでしょうか?
ただ年内に転職活動をしてこなかったし、4月にあわせての転職も無理そうだなって考えている人もいるはず、、、
じつは、4月に転職する場合でも1月に転職活動を開始するで、全然遅くないんですよね、むしろベストタイミング!!いま気づいてよかったと思います
4月入社に向けたスケジュールを紹介します
〇1月上旬
・求人を探す(一人で探すのが難しければ転職サイトを積極的に利用する)
・応募書類の作成(履歴書、職務経歴書)
〇1月中旬
・求人でいいところが見つかったら応募していく(時間がないので2つ、3つ応募してみることをおススメします)
〇1月下旬~2月上旬
・応募書類が選考を通ったら、随時面接を受けていく。
〇2月中旬~下旬
・内定獲得
・現職に退職を申しでる
〇2月下旬~3月
・現職業務の引き継ぎ
・退職手続き
・有休消化
・転職準備(引っ越しなど)
〇4月1日~31日
・転職先で業務開始
ここまでのスケジュールを見てもらうと、かなりタイトに感じましたか?
ただ、通常転職活動をするときも、このぐらいタイトにするのが普通だったりするので
もし、「大変そうだな~」と感じるひとは、転職サイトの力を借りて、自分でやらなきゃいけないことをはぶいていくのがいいと思います
1月の転職状況を知っていくことが大切
4月に向けて転職活動するひとが多い
ここまで紹介した通り、
看護師、理学療法士、作業療法士の場合、12月にボーナスをもらって退職、年末年始をゆっくり過ごし、
1~2月から転職活動を開始、2~3月で勤務先を決定、4月から新しい職場に入職という流れが一般的になります
1月から求人も増えはじめる
看護師、理学療法士、作業療法士の求人は、例年1~3月で求人も一気に増える傾向にあります
その一方で多くの看護師が4月の入職に向けて動き出すため、競争率は高くなります。
※1月入職を考えている人は、この時期は転職市場も落ち着いていて、いい求人も余っているのでかなり狙い目になっています
競争率はかなり高くなるので、4月にむけて入職したい人は、1月からしっかり準備する必要があります
企業側からみた1月の転職市場
ポイント
➀3月までに内定を出したいと思っている
➁転職者が多いので人を選んでいる
➀3月までに内定を出したいと思っている
多くの企業が年度末の3月までに採用を済ませたいと考えています
理由は病院や施設どこでもそうですが、人材採用にかけられる予算というのが施設ごとにきまっています
その締め切りが3月末なのです。
年度末が近付いてきたことで
・採用予算を使い切りたい
・採用予定人数を充足させたい
といったかたちで病院の人事は考えています。
通常、企業が求人募集から内定を出すまで、1カ月半~2カ月程度かかります。
今から採用活動を始めれば年度内に内定を出すことが可能になるため、例年1月の求人件数は増える傾向にあります
➁転職者が多いので人を選んでいる
もう一つ知っておきたいのがこれです。
病院や施設などの企業は、年度末までになんとか採用人数を増やしたいと考えている一方で、この時期は嫌でも転職者の数は増える傾向にありますので
なんでもかんでも採用というわけにはいきません。
やはりそこは、
・どういう経験の持ち主なのか
・自分の企業の理念や働きかたを理解してくれているか
・長く働いてくれそうな人か
といったところを急ぎつつも、慎重に見ています。
なので、わたしたちも「なんだ、病院や施設が一番人材を欲しがっている時期なら転職余裕じゃん」と
ふん刷りかえられずに、ちゃんと準備をして転職活動に望むようにしましょう
準備のときは、こちらの記事が参加になるので載せておきます。
まとめ
今回は、
看護師(Ns)
理学療法士(PT)
作業療法士(OT)
向けに
4月入社に向けて1月の転職活動を準備する
について紹介しました

看護師・保健師。訪問看護のビジナを運営。自由な社風が売り。新卒で病棟、訪問看護を経験した後、ビジナ起業。起業前から現場勤務の傍らでPRESIDENTオンラインやJBプレスに寄稿。現在は経営の傍らで英語論文も執筆。AERAドットやFRIDAYデジタルに取り組みが紹介されている。