給料手取り50万なんてよゆうっしょょ!? 理学療法士、作業療法士向け。

2020年12月2日

たしかに理学療法士、作業療法士ってさ~。給料やすいとか言われているけど、自分にいわせればそれは全然情報収集できてないね…。だってちょっと情報仕入れて、もう少し努力のベクトルを変えれば状況が変わるのになぁーって感じです。

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手取り50万? そんなんよゆうっしょょ!? 

いきなり偉そうでゴメンなさい。

 

ただ、理学療法士、作業療法士であれば手取り50万はそんなに難しくないです。

 

「いやいや、平均年収400万とかいわれてるのに理学療法士、作業療法士の給料じゃ無理だろ!?」って思われるかもしれないですが、じっさいに可能です。しかも再現性も高いです。

 

詳しく説明していきます。

 

あっ!、その前に何で、理学療法士、作業療法士の給料とか、手取りがここまで低いのか、そういったところを説明したほうが後半理解しやすいかと。

 

ただ、そのへん興味なくて、とりあえず稼げればなんでもいいって方は、そのまま下まで進んじゃってください。

 

理学療法士、作業療法士の平均的な手取りは激安なはなし(笑) 

理学療法士の月額での手取り額は、勤務先、年齢、勤続年数などによって変わってきますが。

男性だと約20~27万円、女性だと約16~19万円です。

 

理学療法士は若年層の勤務者が多いため、手取り額についても全体平均が安くなりがちです。

 

なんで、手取りがそんなに低いのか?? 

引用元:厚生労働省

 

図をみてわかるとおり理学療法士、作業療法士の平均年収は2010年から2018までほぼ横ばいです。

つまり、平均年収がよこばいってことは手取りも横ばいです(笑)

 

この図からわかることは、けっきょく、介護保険、医療保険下で、はたらいている限りは稼げる上限幅が決まれてしまっているということです。

 

なので、隣の、また隣の理学療法士、作業療法士の手取りをみようが、だいたいみんな一緒です(笑)

 

つまり、大きく稼いでいる人もいないし、まったく下の下もいないのが現状です。

 

たった5.4%? 医療費全体でリハビリテーションが占める割合 

この数値をみてみなさんはどう思いますか…?

 

少なそうですよね…

 

けっきょく、われわれの平均年収が10年でまったく変わっていない理由はここにあります。

 

たとえば、医療施設の収益はかつて1年間で1,300万円程度ありました。ところが、今はせいぜい900万円ぐらいになっています。介護福祉施設で施設のPTの収益が700万円強だったとすると、給与は300万円、50歳を過ぎてもせいぜい400万円程度。医療施設でも同様の給与水準になるというわけです。

 

我々は白衣を着ていると一般の方からは裕福そうに見えるようなのですが、ワーキングプアと言ってもいいくらいだと思います。給与は勤め先にもよりますが、先に挙げたようなケースでは結婚しにくいし、50代で子どもが2人いても、大学へ行かせたいと言えるような給与所得ではありません。

 

もはやこんなプランとかマジで無理… 

自分が資格をとった10年以上まえならこういった、理学療法士、作業療法士の「幸せプラン」がいけたかもですが、いまは絶対に無理です。

 

〇20代の理学療法士の理想年収

理学療法士として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ364.0万円を超える年収です。

 

〇30代の理学療法士の理想年収

理学療法士としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は378.0万円を超える年収です。

 

〇40代の理学療法士の理想年収

理学療法士となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は518.0万円を超える年収です。

 

理学療法士、作業療法士の手取りが低い原因 

理学療法士、作業療法士の手取りが低い原因は以下の3つですね。

詳しく説明していきます。

 

➀:有資格者のきゅうげきな増加

➁:医療・介護保険いぞんの働き方

➂:スキルが評価されにくい環境

 

➀:有資格者のきゅうげきな増加 

はい、みなさんもうご存知、資格者数が多すぎる問題ですね…。

 

けっきょく、理学療法士、作業療法士の数が多すぎると、需要に対して供給やいちじるしく多いので、そうすると結果的に、キュウリのたたき売りなみにお給料が減らされているいくんですよね…

 

➁:医療・介護保険いぞんの働き方 

これは意外としらない人もおおいと思います。

わたしたちのお給料のもとは医療保険、介護保険のサービス費です。

 

そこからわたしたちはお給料をいただけているんですね。

 

よく言えば安定している。悪く言えば、保険サービスで稼げる上限値がきまってしまっているので大した昇給が期待できない。

 

なので結果的に手取りが低くなってしまっています。

 

➂:スキルが評価されにくい環境

これはわりとリアルな実体験ですが。

自分はこんなグラサンとかかけておいて、認定資格&大学院(博士課程)まで卒業しています(笑)

 

ですが、そういった類のものがお給料・手取りUPに役だったことは一回も経験したことがありません…

 

あくまで自己満足の世界なので、認定&大学院とかやってるからって加算要件が新たに算定できるわけでもないんですよね。

 

理学療法士、作業療法士の給料手取りをバク上げする方法 

まぁそんあことなんで、お給料・手取りが低いっていつまでも悲観していられないので。

今回の総括にはいっていきます。

 

給料手取りをバク上げできる転職について順に紹介していきます。

➀:訪問看護で年収600万

➁:老健で年収550万

➂:有料老人ホームで年収500万

➃:病院で年収500万

 

➀訪問看護で年収600万

訪問看護は「基本給+ボーナス+インセンティブ制度」の働き方が可能です。

このインセンティブ制度があるので、ひとによっては年収600万が可能だったりします。

 

➁:老健で年収550万

いがいと盲点なのが、ココ!

そう老健なんですね。老健は思っているいじょうにお給料・手取りがいい求人がおおいです。

 

➂:有料老人ホームで年収500万

老健につづいて以外と給料・年収がたかいのが有料老人ホームなんですよね。

ひとり職場も多いですが、気楽にはたらけて、給料もいいのでわりと最高ですね。

 

こんなポイントを意識してもらえれば年収・給料のたかいところに転職しやすくなります↓

➀:大手が運営しているところで経営が安定している

➁:福利厚生が充実していてスタッフにきちんと利益が還元されている

➂:施設の規模感

➃:同じエリア内で複数の店舗を持っていて指導的な立場のキャリアアップが可能か

 

➃:病院で年収500万

病院も転職のポイントをしっかりと押さえれば年収500万とかは可能です。

ポイントとしてはこんな感じです。

 

➀基本給は低くていいから手当が充実している

➁ボーナスよりも基本給は高い

➂福利厚生が充実している

‪➃中小病院と大手病院の間ぐらいで、大人数体制でなくて少人数で昇格しやすい

‪➄残業代がちゃんと出る

⑥研修費を全額or2/3程度出してくれる

‪➆昇給率と昇格の条件を明確に教えてくれる

‪⑧病院内でのキャリアパスを明確に説明してくれる

 

まとめ:やりがいだけでは生活できないんすよっ… 

正直、お金、お金っていいたくないけど、結婚、出産、介護、家のローン、車のローン、子供の学費って考えたときに普通に理学療法士、作業療法士の稼ぎだけじゃとうてい生活できなんいんすよ…

 

安月給が当たり前だ、自費で勉強しろ!は完全にパワハラです。

 

もうそういったやり方は時代にあっていないし。

やりがいだけで搾取されるのは自分達のだいでやめにしましょう

 

サクッと転職して年収UPしつつ、生活が安定したら、自分のやりたいことをどんどんやっていきましょう。