朝の時間はホンマ助かる!訪問看護ビジナの出勤時間調整

2022年12月7日

新しい働き方としてテレワークの注目や導入も広がるなか、時差出勤と呼ばれる出勤制度を導入する企業も増えています。時差出勤を導入する目的や効果、時差出勤のメリット・デメリットについて解説します。

Contents

そもそも時差出勤とは!?

時差出勤とは、業務の始業時間や終業時間を基準の時刻を早める、遅らせることを容認する制度です。

 

一般的には、基準の時刻より1〜2時間ほど幅をもたせることが多く、9時を始業時刻として設定している企業であれば、8時や8時30分、10時などに出勤できます。

 

企業にもよりますが、日ごとに出勤時間を自由にすることを容認している場合もあれば、1週間や1ヶ月単位で決まった時刻での出勤を認めることもあります。

 

ビジナが時差出勤を導入する目的

時差出勤は、どのような目的で取り入れられているのでしょうか。

 

新型コロナウイルス感染症対策で注目されましたが、従業員のコンディションやエンゲージメントを高めるという時差出勤の目的について解説します。

 

満員電車による疲労の軽減

時差出勤の目的に、満員電車による従業員の疲労を抑えることが挙げられます。

 

首都圏では、ラッシュアワーでの混雑が日常となっており、通勤だけで体力を奪われてしまいます。

 

また、車内での密集が常態化し、強いストレスを感じてしまうことでしょう。

 

時差出勤は、従業員が通勤する時間帯を分散し、体力の温存や密集地帯を避ける目的があります。

 

家庭と仕事の両立

企業に勤めている方のなかには、子育てや介護など家庭の事情を抱えている従業員も少なくありません。 

 

時差出勤は、出勤時間を早める、遅くすることで、ある程度の時間をコントロールできるので家庭と仕事を両立しやすくすることも目的のひとつです。

 

フレックスタイムほどの柔軟性はありませんが、出退勤の時間を調整し、プライベートの時間を確保しやすくなります。

 

企業へのエンゲージメントの向上

時差出勤は、企業へのエンゲージメントを向上させる目的もあります。

 

時差出勤を導入することで、従業員の時間の使い方の幅が広がります。

 

従来の始業時間よりも早く出勤したいという従業員の要望にも応える結果となり、これまで以上に企業への信頼や、生産性向上に期待できます。

 

スタッフにとってのメリット

一方、はたらく側にとってのメリット・デメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。まず、労働者にとってのメリットには、以下のようなものがあると考えられます。

 

感染症リスク低減による不安の解消、通勤ストレスの緩和

時差通勤により通勤ピーク時を避けることで3密を回避し、感染症に罹患するかもしれない、といった不安を軽減できます。

 

また、通勤ピーク時には避けることが難しい、満員電車や交通渋滞のような通勤のストレスを緩和することもできるでしょう。

 

ワーク・ライフ・バランスの改善

育児・介護などはたらく人の都合に合った時間の始業・終業時間が選べるようになることで、

 

プライベートな時間を確保し充実させることができ、ワーク・ライフ・バランスの改善が見込めます。

 

より快適な就労条件ではたらくことができるため、モチベーション維持も期待できます。 

 

残業を減らすことができる

時差出勤には、残業を減らせるメリットがあります。

 

たとえば、通常の終業時刻ごろに業務を抱えやすい従業員にとって、始業時間を早めることで、逆算して業務をこなせられるようになります。

 

脳が活性化している朝の時間帯に重要な業務を終わらせたあとに、午後の時間帯を迎えられるため、効率的なルーティンを送れるのがメリットです。

 

従業員のストレス軽減

朝・夕方のラッシュアワーは、従業員に対して大きなストレスを生み出します。

 

満員電車に乗る時間がながければ長いほど、疲労・ストレスが増し、仕事へのモチベーションの低下にもつながってしまう悪循環です。

 

時差出勤を認めることで、混雑する時間帯を避けられるようになり、メンタル的な消耗を抑えることができます。

 

また、遅刻する可能性も軽減できるようになるので、通勤に焦ることも減ることでストレス軽減につながるでしょう。

 

働きやすさの向上

出退勤の時間が固定されている企業では、家庭の都合により退職や休職してしまう従業員も少なくありません。

 

結果として、優秀な人材が流出し、企業にとってダメージにつながります。

 

時差出勤は認められた範囲のなかで、出退勤の時間を変更できるため、家庭への配慮も可能となります。

 

離職も防ぎやすくなり、人材を確保しやすくなる点がメリットです。

 

スタッフにとってのデメリット

労働者にとってもメリットのある時差出勤ですが、では、デメリットはないのでしょうか。

 

考えられるデメリットには以下のようなものがあります。

 

早い始業時間を選択しても、早い時間には帰りづらいことも

せっかく早い始業時間・終業時間を選択しているのに、職場の雰囲気などによっては、早い時間には帰りづらくなってしまう可能性があります。

 

結果的に就労時間が長くなってしまうのでは、企業にとっても時差出勤を導入したメリットが薄まってしまいます。

 

管理職が範となって早く帰宅して、社内風土を変えていく必要があるかもしれません。

 

手続きが手間だと利用しづらい

申請・許諾といった利用の手続きに手間・時間がかかるようであれば、労働者にとって利用しづらくなってしまいます。

 

利用者が少なければ、結果的に企業としても導入のメリットが限定的になってしまいます。手続きの簡略化・電子化などにより手間の軽減に努めたいところです。

 

まとめ

ちなみにビジナは基本は9:00就業開始ですが、8:30-、9:30-からスタートのスタッフも何名かいます。

 

理由も子育て、学業、介護など理由はさまさまです。

 

ぜひ一度ご相談ください。