訪問看護の仕事内容Part9訪問看護に向いている人とは!?
2022年11月10日
訪問看護未経験の病棟看護師は自分が訪問看護に向いているのかどうか?誰しも考えることだと思います。 今回のブログでは、訪問看護師に向いている人・向いていない人は?について詳しく解説いたします。
Contents
訪問看護はサービス業
こんにちは、広報のモフモフです。
昨日のブログにも書きましたが、訪問看護はサービス業のいろが強めでそこをしっかりと理解していないと働く上でけっこう苦戦したりします。
今日はまたお説教みたいにブログかくわけでなく。笑 その上で、訪問看護で向いているスタッフとはどういう人物像なのか探っていきたいと思います。
訪問看護師インタビューから見えてくる向いてる看護師像
どういう方が訪問看護師にむいていると思いますか?
「看護」が好きかどうか?が基本でしょうね。
それと人に対する思いやりや優しさがあって。
医療処置が出来るというテクニカルな部分に一番の関心があるのではなくて、その人がどの様に生きていくのか?
どの様に生活しているのか?とか、病院から自宅に帰ってからの生活が気になる。
そんな看護師さんが訪問看護に向いているのではないかなと思います。
人が好き
人見知りしない、人が好きという人が向いているかもしれないですね。
懐に入り込める。好き嫌いで人と付き合う付き合わないでは無くて、どんな人でも、その人その人の良いところを見つけられるような看護師さんが向いていると思います。
訪問看護師になりたい看護師さんにアドバイス
訪問看護は基本的に一人で看護をします。
ですから看護技術とか知識の部分で、全てに自信が持てないという状況では、業務の中で悩んでしまうことも多いかと思います。
それがストレスとなって長く続かない方もいるかもしれません。
もちろん、何もない状態でも事業所の中での座学とOJTで教育をしますよ。
ただ病院と違って多くの患者様と関われないので、連携の病院での研修等も入れないといけません。逆に1例1例、じっくりと深く学ぶことは出来ますね。
先ほどお話ししたように、ご自身でもストレスを抱えてしまうことにもなり得ますので、ある程度は、臨床を経験をしてからのスタートが望ましいかと思います。
訪問看護ステーションでの働きやすさはどんなところ?
働くのは日中が基本ですね、訪問看護ステーションは。病院でいう日勤帯が主なので、小さなお子さんがいても、親の介護をしている状況でも出来ます。
オンコールの当番はありますが、病院よりは、自分自身の予定は立て易いと思いますね。
フレキシブルな働き方、ワークライフバランスも確かに考えやすいですよね。
訪問看護の魅力とは?
利用者やご家族は一人ひとり異なる思いや考えをお持ちです。また病状もそれぞれ違いますね。ですから大変なんだと思われがちなんです。
でも訪問看護は利用者のお宅にお伺いしている間は、誰にも邪魔されず、じっくりと利用者とその家族に向き合うことができます。ですから利用者やご家族のそれぞれの思いや考えに寄り添うことができるのです。
心を込めて看護をすれば、時には「心が震える経験」が出来ることがあります。 「ありがとう!」と言われた時の嬉しさも、ひとしおです。
人間力が磨かれる!?
訪問看護は、看護師である前に「人対人」としての人間力が試されます。
私達看護職の人間が、ご利用者様、その家族との関わりを通じて人間として成長できる職場だと思っています。
本当に素敵な仕事だと思います。
私たちが関わることで、利用者さんが笑顔になったり、楽になったり、ありがとうと言われたり。そんなことが実践できる。
利用者さん中心の看護が出来る。そこが訪問看護の魅力だと思います。
看護師・保健師。訪問看護のビジナを運営。自由な社風が売り。新卒で病棟、訪問看護を経験した後、ビジナ起業。起業前から現場勤務の傍らでPRESIDENTオンラインやJBプレスに寄稿。現在は経営の傍らで英語論文も執筆。AERAドットやFRIDAYデジタルに取り組みが紹介されている。