面接って何質問したらええの!?訪問看護のビジナ

2022年1月18日

訪問看護に就職する際には、採用面接を受けます。 採用面接は事業所の求めることを知るだけでなく、自身の勤務可能な条件をすり合わせする場面でもあります。 無理なく働くために、採用面接でよくある質問を知り、自身の希望やライフスタイルに合った働き方ができるように伝えたい内容を準備しておきましょう。

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訪問看護、面接、質問で検索している人が多い

ので、今日はこの辺のキーワードに答えていこうかなと思います。

 

なんか、記事を見る限り、面接で聞かれる内容についてばかり書いてるのが多かったので、

 

こちらからはどういう質問をした方が効果的なのかなどにもついて触れていこうかなと思います。

 

ではレッツゴー。

 

訪問看護の面接で、ほぼほぼ聞かれる質問 

・看護師としての経験年数、経験内容

・訪問看護への就職の志望動機

・勤務形態、オンコール対応の可否

・自宅から事業所の訪問エリアまでの移動手段、通勤時間

・前職の退職理由 

 

まぁシンプルにざっとこんな感じですよ。

 

この辺は、訪問看護に限らずどの分野に行っても必ず聞かれる質問なので、定型文ではなく、自分の考えや答えをしっかりと用意しておきましょう。

 

看護師としての経験年数、経験内容

これまで看護師としての経歴を教えてください。

 

訪問看護は、在宅療養をする上で看護を必要とするすべての人が対象となります。 

 

専門の診療科のように限られた疾患のみを対象とするわけではありません。

 

事業所により利用者さんが抱える疾患や年齢層は様々であり、実際に提供する看護ケアや医療処置も事業所によって異なります。

 

面接者は事業所にとって必要な知識や技術を身につけているかを聴取します。

 

新人サポートや教育体制が整っている事業所では、現状の知識や技術に自信がなくても入職後に研修を受けられる場合もあります。

 

不安なことがある場合には、隠さずにまずは相談してみましょう。

 

訪問看護への就職の志望動機

当事業所への入職を志望した理由は何ですか?

 

訪問看護師は全体の看護師の中で、5%に満たない数少ない存在です。

 

全国的に看護師不足が叫ばれており、訪問看護も例外ではありません。

 

事業所としては、お互いのニーズを満たし、長く働いてもらいたいと考えています。

 

そのため、面接者は意欲的であり事業所のカラーに合った人材であるかを見ています。

 

前項で事前に確認した企業理念や、看護理念について自分自身が貢献できる箇所や共感する箇所を志望動機として挙げると意欲が伝わりやすいです。

 

給与や休暇などを志望動機で挙げることはあまりお勧めしません。 

 

仕事に見合った対価や休暇は労働者の権利ではありますが、雇う側は最初から自身の権利の主張が強い人にはいい印象を持てないようです。

 

ぜひ、訪問看護で働いてみたいと思った素直な気持ちをお伝えしてみてくださいね。

 

勤務形態、オンコール対応の可否

勤務形態や、勤務時間の希望はありますか?

 

訪問看護では、常勤でも時短常勤や週4常勤など多様な働き方ができる事業所が増えています。

事業所では、職員の方が働きやすい方法を提案するため、応募者の希望を聴取します。

 

自身が希望する勤務日数や勤務時間を相談してみてください。

 

また、24時間対応を行う事業所も多く、オンコール対応の可否も問われます。

 

オンコールは、事業所によって待機回数や出動回数が異なります。

 

オンコールの詳細についても面接時に確認し、自身の生活の中で対応が可能であるのか検討してみてください。

 

自宅から事業所の訪問エリアまでの移動手段、通勤時間

事業所までの通勤時間はどのくらいかかりますか?

 

訪問看護は利用者さんの居宅に伺って看護を提供する仕事です。

 

利用者さんの居宅までの移動手段は地域差があり、自転車や公共交通機関で訪問する場合もあれば、社用車や自家用車で訪問する場合もあります。

 

事業所が管轄にしている訪問エリアや移動手段については、面接時に確認しておく必要があります。

 

事業所によって、朝は事業所に出勤する場合や直行直帰を行う事業所もあります。

 

1日の業務の流れと自宅からの通勤方法がどのようになるか、事業所と共有しておきましょう。

 

前職の退職理由

前職を退職した理由は何ですか?

 

一般企業の採用面接でも聞かれるのが、前職の退職理由です。

 

訪問看護アクションプラン2025」の資料によると、常勤換算従事者数が3〜5人の事業所が多く、病院や施設のように大人数で働く事業所はわずかです。

 

1人の退職が事業所へ与える影響は大きく、事業所としてはできる限り退職につながらないようにするため前職での退職理由が解決できるものか事情を聴取します。

 

「給与が低い」「休みが取れない」「人間関係が合わなかった」など退職した理由は人それぞれあると思います。

 

しかし、採用面接で上記のように直接的な表現にしてしまうとマイナスイメージが強くなりがちです。

 

前職の退職理由はポジティブな言い換えを行うことと、志望動機につながる内容にすることをお勧めします。

 

逆にどういう質問をしたらいいか?

いわゆる逆質問てやつですね。

 

もちろんこれにも明確な答えは無いのですが、訪問看護の採用をやっている身としては、やっぱり自分から質問してくれた人の方が印象に残りますし、積極性を感じます。

 

それでどういう質問が良いかと言うと、

・いちど見学や同行は可能か

・昇給や昇格の具体的な内容

・どういうことをしたら会社内でキャリアアップできるか

・有給を取るときに具体的にどうしたらいいか

・どういうことをして会社に貢献し、その貢献具合をきちんとお給料として評価してもらえるか

 

ざっとこんな感じですかね。

 

お給料の部分とか、具体的なお休みの取り方ってなかなかききにくいと思う 

やはりこの辺を確認しないで、入職してみて違ったと言うのはよくあります。

 

求職者の方も避けたいことだと思いますが、こちら採用側としても避けたいことだと思っています。

 

やはり、採用の立場から、看護師さんやセラピストに長く働いてほしいと思うのが常です。

 

なのでわからない事は徹底的に確認して、お互い納得した上で入職してほしいと考えています。

 

やはりそれが1番お互い信頼関係を築く上で近道だと考えているからです。

 

キャリアアップの条件もしっかりと確認しておく 

あとは、訪問看護だと最初の給料は高いですがなかなか昇給がしにくいって言ったところもあります。

 

なのでどういったことが昇給や昇格の条件になるのかきちんと確認しておくことをおすすめします。

 

まとめ、会社の方向性をよく確認しておくことが必要 

あと、最後に重要なこととしてこの辺ですかね。

 

例えば、自分がキャリアアップをしたいと思っていてどこかのステーションの管理者をしたいと思っています。

 

会社としては。例えば東京の何箇所がだけで固めたいと思っていたら管理者がいたらそこはもう狙えないですよね。

 

逆に、全国的に展開していく予定があるのが明らかであれば今後管理者を狙っていけるなどの可能性もあります。

 

こういうことって、言われれば、あ!あ!と思いますが、実際に自分の思ってることと会社が思ってることを違かったりすることがよくあるのでよく確認しておきましょう。