訪問看護師にわたしはなる!!

2023年2月10日

看護師は病院で働くだけではありません。利用者宅を訪問し、医療を提供する訪問看護があります。

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海賊王(訪問看護師)にわたしはなる!?

訪問看護は、ご病気や障害があっても、病院ではなく住み慣れた街、住み慣れた場所で生活を続けていきたいと希望される方を支援しています。

 

看護の仕事といっても様々で、訪問看護は病棟での看護業務とは違い、ご利用者様と向き合う時間が多く、直接ご自宅に訪問し医療的ケアと同時に心のケア、終末期の方への対応もあります。

また、ケアの対象はご利用者様に限らず、そのご家族への心配りや配慮も必要です。

それだけ責任のある仕事だからこそやりがいや成長があり、看護師としてのスキルアップに繋がることは間違いありません。

 

今後、ますます在宅での療養者が増えていく中、訪問看護は必要不可欠な仕事となります。

 

ビジナ訪問看護ステーションでは、

訪問看護のお仕事が未経験で初心者の方でも全力でサポートさせていただきます。

このブログを読んで、訪問看護にご興味を持ってくれた方、「看護師として本当にやりたかった事はここにある!」と思われた方、大歓迎です。

ぜひお問い合わせください。

 

皆様と成長していけるチームを作っていけることを、スタッフ一同楽しみにしています。

 

訪問看護師になるには、どのような条件がある?

また、訪問看護師になるために必要な看護技術はどのようなものがあるのでしょうか。

 

今回は、訪問看護師になるために必要な資格や看護スキルについて具体的に解説していきます。

 

必要な資格は正看護師、准看護師の資格

訪問看護師になるために必要な資格は、正看護師または准看護師の国家資格です。

 

それ以外に必要な資格はありません。

 

看護師として経験は必要?

事業所の求人募集内容によっては、3年から5年の看護経験がある看護師さんを優遇していることもあります。

 

しかし、訪問看護協会や各ステーションの教育体制の充実により、新卒で訪問看護を始める方も増加傾向ではあります。

 

訪問看護師として働くには?

訪問看護師として働くには、訪問看護ステーションまたは病院及びクリニック(診療所)の訪問看護部門に所属する必要があります。

 

各事業所によって様々なカラーがありますので、ぜひ近隣の訪問看護事業所を検索してみてください。

 

訪問看護で求められるスキルとは!?

病状の観察

訪問看護は基本的に疾患がある利用者さんを対象としているため、病状の観察は必須です。

 

疾患に関する知識や、身体症状の変化を観察する力が必要となります。

 

訪問看護で関わる疾患は、診療科の制限がなく多岐にわたります。

 

基本的なバイタルサイン測定、フィジカルアセスメントは必要な看護技術といえます。

 

排泄の援助

訪問看護のケアの中で、排泄の援助は非常に多いです。

 

身体状況や服薬の影響により便秘傾向の方や、経管栄養や消化器疾患などにより下痢症状のある方に対し、訪問看護師による排便コントロールを行います。

 

おむつの交換からカテーテル管理まで、排泄に関するケアに関する看護技術を必要とします。

 

本人の療養指導

在宅では看護師がいつでも近くにいることができず、基本的には自己管理や家族の協力のもとで療養します。

 

利用者さんへの療養指導は、利用者さんの生活を支える要となります。

 

利用者さんの理解度や病状に合わせた説明や、自己管理の方法の提案、評価、修正などを行います。

 

 

家族等の介護指導、支援

上記のように、在宅での療養をおいては家族の介護を必要とする場合もあります。

 

医療的な管理が必要な状態で退院する利用者さんも増えています。

 

主介護者となる家族がわかりやすく、かつ家族の健康破綻を起こさない介護方法を提案していく必要があります。

 

在宅では療養環境が家庭によって異なり、個別性の高い関わりが重要です。

 

身体の清潔保持の管理、援助

清潔ケアは病院や施設での看護と同様に、在宅でもよく行われるケアです。

 

自宅環境に合わせて安全に実施すること、また利用者さんの病状に合わせて苦痛のない安楽な清潔ケアであることが求められます。

 

医療処置は研修で学べる

訪問看護で行われる医療処置は、利用者さんの一部重症度により大きな開きがありますが、ほとんどが介護度に関わらず行う可能性があるものと言えます。

 

しかし、中には「これはできるか自信がない」というものがある方もいるでしょう。

 

大丈夫です、同じように感じている方がたくさんいます。

 

そして、全ての医療処置に自信を持つことができなくても、訪問看護師にはなることができます

 

同行訪問も充実している

現在は、訪問看護協会や各地域の研修制度が充実しており、またサポート体制をしっかりと備えた訪問看護ステーションも増えています。

 

訪問看護への就職を検討し、面接を受ける際にはぜひ事業所の教育体制やサポート体制について確認してみてください。

 

また、各訪問看護ステーションの特色により、必要な医療処置も変わってきます

 

例えば、医療依存度の高いがん末期や難病の利用者さんが多い事業所では、多様な医療処置が必要となる場合が多いです。

 

就職先を検討する場合には、事業所の特色をよく聞いて自分に合った事業所を探してみてくださいね。