爆誕!?看護師が年収600万狙う

2023年1月26日

年収600万円は一般企業でいえば係長クラスです。また、看護師の平均年収の分布を見ても、年収500万~600万円は22.9%で、年収400万~500万円の23.5%に次いで多くなっています。

看護師が年収600万円を稼ぐのは十分可能

結論から言うと、看護師が年収600万円を稼ぐのは十分可能です。 

 

事実、「看護職(保健師・助産師・看護師・准看護師)の3割は、年収600万円以上」という調査データもあります。(参考:2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査

病院勤務の看護職の賃金に関する調査図解

看護職(保健師・助産師・看護師・准看護師)対象の調査 

 

こちらは2012年とやや古い調査になりますが、看護職の給与水準は過去10年でほとんど変化がないため、2021年現在も割合としてはほとんど変わらないと予測できます。

 

このことから、年収600万は決して不可能なラインではないことが分かるでしょう。

 

なお、看護師全体の年収は492万円なので、約100万円ほど周囲より高い計算です。(看護師の年収について詳しくは『看護師の平均年収は?給与相場やボーナス額は本当に割に合うのか徹底調査』で解説しています)

 

では、どんな看護師が年収600万円を超えられるのでしょうか。次章では、年収600万超えの条件を解説していきます。

 

看護師の年収500万円~600万円は全体の約23%

看護師で年収600万円を得ている人はどれくらいいるのでしょうか?

 

「そんなにもらっている人は少ない」と思うかも知れませんが、実は結構多くの人が手にしているのですよ。  

 

看護師の年収の割合

日本看護協会の「病院勤務の看護職の賃金に関する調査報告書」(2012年)によると、看護師の年収別の割合は次のようになっています。

年収額 割合
100万~200万円 1%
200万~300万円 3.8%
300万~400万円 10.9%
400万~500万円 23.5%
500万~600万円 22.9%
600万~700万円 15.0%
700万~800万円 10.3%
800万~900万円 3.8%
900万~1000万円 1.1%

看護師の年収は400万円~600万円が最多

 

このように看護師の年収の分布でもっとも多いのは400万円~500万円ですが、次に多いのが500万円~600万円です。 

 

年収600万円は決して高いハードルではないことがわかります。

 

看護師が年収600万円をねらうなら極めるのがおススメ

看護師が年収600万円を得るにはさまざまな方法があります。

 

自分の方向性を早めに考えることが大切

看護師長などの管理職を目指す道もあれば、専門看護師としてスキルを磨く道もあります。いずれにしても、あれもこれもと欲張っていては何も手にできません。

 

自分の方向性を早めに考えて、それに向かって進むことが大切です。

 

看護師が年収600万円以上を目指す具体的な方法

看護師の給料を上げる現実的かつ具体的な方法は、以下の4通りあります。それぞれ詳しく説明します。

 

方法1. 単発・スポットの仕事をする

給料アップの最も現実的な方法は、単発・スポットの仕事をすることです。(※副業になるので、就業規則を確認は必須)

 

単発・スポットは、主に介護施設などの医療行為を行わない施設に、1日~数日だけ派遣され、看護師として施設スタッフのサポートを行います。 

 

「1日だけ介護施設の夜勤をする」「3日間だけ訪問入浴の介助の仕事をする」といった柔軟な働き方が可能です。給料も高めに設定されており、日給2~3万円の求人も見られます。

 

さらに2021年4月以降は、新型コロナウイルスワクチン接種に限り、医療施設での単発の仕事も可能になりました。

 

方法2. 上司と良好な関係を築き評価を得る

現職の給料アップを目指しているなら、普段から上司と良好な関係を築いておくことも重要です。

 

看護師の給料は、在籍年数の長さが評価基準となりますが、それ以外にも「師長の評価」も関係します。分かりやすく言うと、師長が認めている看護師ほど給料が上がりやすいということです。

 

看護師の仕事の成果は、売上などで客観的に測れるわけではないので、どうしても「上司の主観的な印象」が大きく影響してきます。

 

実際に、スタッフのうち何人かをプラス評価(収入アップなど)するという時には、良い印象を持っている部下を推薦するということもあるようです。 

 

そのため、普段から良好な関係を築いておき、高評価を受けやすくするという姿勢も、給料アップには必要と言えるでしょう。

 

方法3.管理職のポジションを目指す

時間はかかりますが、主任・師長などの管理職に就いて給与アップを目指すのも現実的な方法です。

 

実際にフルタイム勤務の看護師の平均年収が519万2,417 円であったのに対して、中間管理職は648万3,444円と、100万円以上の給与アップを期待できます。日本看護協会の調査)

 

看護師の管理職として、具体的には以下の役職があります。

 

看護師の管理職

  • 看護部長
    …看護部の責任者として、病棟の看護師長・スタッフナースをまとめ、病院全体の経営にも関わる仕事。
  • 看護師長
    …スタッフナースを統括する役割があり、主任看護師と一緒に業務の円滑化と質向上を目指す仕事。
  • 看護主任
    …スタッフナースの上位にあたる役職で、業務が円滑に進むように看護師長を補佐する仕事。
  •  

端的にいうと、看護師の管理職は「看護の現場のまとめ役」です。複数人のスタッフをまとめ上げるマネジメント力や忍耐力が求められます。

 

一般的に、管理職の資質があると認めた看護師を看護師長が推薦し、まずは看護主任を目指します。 

 

大病院などの規模が大きく看護師の多い病院だと、競争が激しく管理職に就くのには最低でも10年以上かかりますが、中・小規模の病院であれば、看護師経験10年未満で管理職に就けるケースもめずらしくありません。

 

時間はかかりますが、着実にステップアップしながら給料を上げる方法と言えます。

 

方法4. 基本給の高い病院・施設に転職する

基本給が高い他の職場に転職するというのも一つの方法です。 

 

病院の経営母体や規模によって昇給率が異なるため、業務内容は変わらなくても年収が上がることは多々あります 

 

このまま働き続けても大幅な給与アップが見込めないなら、給与水準が高い他の職場への転職がおすすめです。 

 

病院によってですが、以下のような明確な昇給基準を定めていることもあります。 

  • クリニカルラダーをもとにしたレベル達成度
  • 病院独自の試験・面接による評価制度
  • ポイント制度を導入し、そのポイントとレベルに見合った評価制度

 

特に規模の大きな病院ほど、このような基準を明確に定めているケースが多いです。

 

訪問看護もおすすめ

看護師で年収600万以上狙うなら訪問看護もおすすめです。こちらで具体的な方法を紹介していますので是非参照してください。 

https://visina.jp/annual-income-6-million-physical-therapist-occupational-therapist/